錦織選手優勝おめでとう!

不動産職人

2012年10月08日 09:38

ジャパンオープンテニス、錦織圭選手優勝おめでとうございます。



190㎝台の大柄選手の中で、178㎝の錦織選手のフットワークが勝った結果でした。

これで、世界ランキングが15位に上がるようです。

次は、四大大会のファイナリストに是非なってください。

私も、元テニスプレーヤーとして期待してます。


私は高校時代、テニス部に所属していました。

県内でも強豪校でしたので、練習量は多かったですね。

毎日練習終了は、野球部よりも遅かったのを記憶しています。


同学年に、サウスポーが一人いました。

彼の右手は義手でした。

肘から先がありません。


でも、ちゃんとサーブを上から打っていました。

ラケットを握っている左手でボールを掴み、トスを上げる。

そして、オーバースローで打つ


口で言うのは簡単ですが、サービスライン内に入れるのは至難の業です。

山なりでは、相手に強打されます。

その彼を含め、我々の学年は全員ダブルスで県大会に行ってます。


話は変わり、我が母校の運動会は華やかなものでした。

この伝統は今も続いているようです。

全種目対抗戦になっていますので、選ばれた選手は真剣です。


特に、マラソンは運動会の花形です。

テニス部員が各クラス代表として選ばれます。

(私は三段跳びの代表、砂場まで足が入ればOKという理由で選ばれました。)

そして、上位を独占します。

その上位選手の中に彼がいました。


彼は、磐田から電車とバスを乗り継いで学校に通っていました。

自転車通学の私の帰宅が、夏場は9時くらいでしたから、彼は更に遅かったと思います。

練習も試合も私達と同じようにしていますし、特別扱いはしていません。

というか、彼が障害者というのは、皆、意識していませんでした。


彼は明るい性格で、よく冗談言ったりして、ダブルスパートナーをいじくっていました。

その彼は現役で東大に入学し、大学の教授をしています。

高校卒業後、一度だけ一緒に飲みましたが、OB会に出席が無いので長いことご無沙汰です。


「曽根君、たまにはOB会に顔を出して一緒に飲もう」


錦織選手の優勝で、昔の事を思い出した不動産職人でした。


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