応急処置
昨日の台風、浜松上空を通過した割には、雨風は一時のものでした。
ほっとしていた夕方、電話がありました。
管理しているマンションの住人からです。
「3時頃からテレビが映らないんだけど」
現場に直行です。
配電盤を開けると、共用電気のブレーカーが落ちています。
雨水が浸入し、漏電したようです。
ブレーカーを入れ直し、通報した住人に確かめると、元に戻ったとの事です。
やれやれと、しかし、これで終わらなかったのです。
夕食中に同じ住人から、再度テレビが映らないと電話がありました。
先ほどより、言葉が荒っぽくなっています。
最悪の事態を想定しながら現場に行き、同じ手順で復旧を図りましたが、ブレーカー自体が逝かれたようです。
最上階にあるテレビ配電盤を開けると、ブースターのパイロットランプが消えています。
これは、共用電源からブースターに電気が供給されていない事です。
電気が供給されていないのであれば、何処かから電気を引っ張ってこればいい分けです。
で、探しました。
ありました、各戸メーターBOX内に給湯器の電源コンセントが
ここから延長コードでテレビ盤内のブースターに電気を引きました。
これで、テレビが観られないという事態は避けられました。
ただし、廊下の共同灯は点きませんでしたが
後のことは明日です。
「知恵を使えば何とかなる」と、楽観的な不動産職人でした。
PS.妻は常々言っています。
「あんたは何時も土壇場にならないとやらないんだから」と
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