応急処置

不動産職人

2016年09月21日 09:35

昨日の台風、浜松上空を通過した割には、雨風は一時のものでした。

ほっとしていた夕方、電話がありました。

管理しているマンションの住人からです。

「3時頃からテレビが映らないんだけど」

現場に直行です。


配電盤を開けると、共用電気のブレーカーが落ちています。

雨水が浸入し、漏電したようです。

ブレーカーを入れ直し、通報した住人に確かめると、元に戻ったとの事です。

やれやれと、しかし、これで終わらなかったのです。


夕食中に同じ住人から、再度テレビが映らないと電話がありました。

先ほどより、言葉が荒っぽくなっています。

最悪の事態を想定しながら現場に行き、同じ手順で復旧を図りましたが、ブレーカー自体が逝かれたようです。

最上階にあるテレビ配電盤を開けると、ブースターのパイロットランプが消えています。

これは、共用電源からブースターに電気が供給されていない事です。

電気が供給されていないのであれば、何処かから電気を引っ張ってこればいい分けです。


で、探しました。

ありました、各戸メーターBOX内に給湯器の電源コンセントが





ここから延長コードでテレビ盤内のブースターに電気を引きました。

これで、テレビが観られないという事態は避けられました。

ただし、廊下の共同灯は点きませんでしたが



後のことは明日です。


「知恵を使えば何とかなる」と、楽観的な不動産職人でした。


PS.妻は常々言っています。

   「あんたは何時も土壇場にならないとやらないんだから」と


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