「人間の性格というものは、変えられないものだな」と、思う事がありました。
昨晩、管理しているアパートの住人から電話が入りました。
駐車場に停めてあった車に、隣地から飛んで来たペンキが付いたとのことです。
当社から、この事を隣地の人に言ってくれとの事でした。
で、私の返答は、「この件は自分で言ってください。当社の管轄外です。」と、言いました。
物置の屋根を、隣の人が塗っていたのを知っていたのであれば、当然本人が行くべきです。
と、その時はそう答えてしまいましたが、反省点が残ります。
もう少し違う受け応えがあったのではと、
この方は、私が管理を受ける前からの入居者です。
度々、些細な事を要求してくる人でした。
「虫が寄るから共同灯を外せ」とか、「近所から覗かれているので何とかしろ」とか、自分勝手な事ばかりです。
それが、伏線になってもいました。
でも、冷静に考えると、母子家庭であるこの方は、「どうしたら良いか分からなかったのでは」と、思います。
いきなり、こちらで処理するような言い方をしましたので、私もカチンと来てしまいました。
どういう交渉をするかの、助言をしてやれば良かったと反省です。
直情型で短気な性格は、なかなか直りません。
「いつまで経っても修業が足りないな」と、反省しきりの不動産職人でした。