昨日は、本年度第2回不動産研修会が開催されました。
「いのちを守る森の防潮堤とは」と題し、横浜国立大学名誉教授の宮脇 昭先生に講演していただきました。
先生は世界各地で植樹をされている植物生態学者であり、これまでに国内外1700ヶ所以上で植樹指導をし、4000万本以上の木を植えています。
著書も多数あり、『瓦礫を活かす「森の防潮堤」が命を守る』を執筆し、東北津波災害の復興を植樹により、実際に進めています。
宮脇方式という、多品種の広葉樹苗を密植する方法により、東北の南北300キロの太平洋岸に9千万本の苗を植えようと提唱しています。
当地「遠州灘17.5キロに緑の防潮堤をつくろうという運動」に、宅建協会浜松支部は協賛しています。
1日の休みも無く世界を飛び回っている宮脇先生をお呼びしたのは、「緑の防潮堤運動」別名「KALAプロジェクト」のメンバーでもある私です。
本物を訴える宮脇先生の講演は、前日までタイに行っていてほとんど寝てなく、85歳とは思えない感動的な内容でした。
一般の方の聴講が思いの外ありました事を、御礼申し上げます。