テニス全豪オープン、伊達公子選手が2回戦突破しました。
42歳、最年長勝利を上げた1回戦に続いての快挙です。
日本だけでなく、世界中が称賛していると思います。
伊達選手の得意とする、弾んだボールの上がり鼻を叩く「ライジングショット」が威力を発揮しています。
私が部活テニスで教えられたのは、弾んだボールの落ち際を打つことです。
これが基本だと、本にも書いてありました。
実際そうですが、常に、ボールの弾んだ後ろまで廻り込まないといけません。
全てのボールに対して追いつく為には、相当走り回らないといけません。
平凡な運動能力の私は、人と同じ事をやっていては勝てません。
で、伊達選手がライジングショットが得意だから言っているのではありませんが、
私、高校時代からこれを意識していました。
有る程度身に着いたのが大学時代です。
このライジングショット、相手が強いボールを打つほど効果があります。
何しろ、飛んで来るボールが速ければ速い程、返すボールも速くなります。
そして、力も少なくて済みます。
でも、このボールを打つためには、頭で考えるより身体が先に動かなければいけません。
どこにボールが来るか、相手がを打つ前に予測して走り出さないと、ライジングボールは打てません。
伊達選手には、その予測能力とずば抜けた脚力があるから出来るのです。
偉そうに言っていますが、私がやっていたのは、「ライジングボールモドキ」です。
ということで、伊達選手の活躍にうんちくを語っているのは、10年以上ラケットを握っていない不動産職人でした。