新人弁護士 見えぬ将来
弁護士余りの時代がやって来たようです。
今朝の日経新聞に、弁護士登録し開業しても仕事が無いという新人弁護士が出ていました。
「社会的弱者の力になりたい」と志し、旧・新司法試験合わせ7度目の試験を突破したものの、雇ってくれる弁護士事務所は見つからなかったそうです。
2001年に年1000人程度だった司法試験合格者を3000人に増やす目標を掲げ、弁護士人口は増え続け、12年度は02年の1.7倍の約3.2万人になりました。
案件は増えない(減っている)のに弁護士数がうなぎ昇りでは、実績も経験も無い弁護士は、仕事が無いのは当然です。
就職できずに弁護士登録を見送る人は、12年に司法修習を終えた2080人のうち、540人に上り、07年の5倍を超えています。
司法制度改革の一環として導入された法曹養成の新しい仕組みが、当初の狙いを外れてしまっています。
若手弁護士は仕事にあぶれ、法科大学院の実績は低下、人材の質低下への懸念が広がります。
不安、不信、不満が渦巻く現状を今朝の新聞が伝えていました。
いやー、人事ではありません。
不動産業界もバリバリ仕事をこなしている人や、暇で喫茶店に入り浸っている人、はたまた生活の為にタクシー運転手をしている同業の話も聞きます。
私はと言うと、今日の仕事が精一杯で、気が付けば2013年も半分過ぎようとしています。
夜は10時過ぎると眠くなり、11時前には「バタンキュー」、5秒で眠りについてしまいます。
寝苦しい夏本番をこれから迎え、睡眠時間だけは譲れない不動産職人でした。
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